フレスコ画関係
Quick lime ~生石灰の反応~
この白い塊は太古の海底のプランクトンやサンゴ、貝などの生物が海底に堆積し、地表に隆起したものを採掘し高温で焼成したものである。 生石灰(酸化カルシウム,CaO)とよばれ、砕いて水(H2O)を加えると激しく化学反応を起こし高温の反応熱を生じる。このときの反応式は、
CaO + H2O ⇒ Ca(OH)2
となり 消石灰(水酸化カルシウム, Ca(OH)2 )へと変化する。水分が化合し体積が増加する為大きく膨らむように見える。
この反応熱を利用して駅弁やお燗を温めて戴けるように利用されている。非常に高温になり、水酸化カルシウムは強アルカリの為、反応時は素手では触れないようにしましょう。
CaO + H2O ⇒ Ca(OH)2
となり 消石灰(水酸化カルシウム, Ca(OH)2 )へと変化する。水分が化合し体積が増加する為大きく膨らむように見える。
この反応熱を利用して駅弁やお燗を温めて戴けるように利用されている。非常に高温になり、水酸化カルシウムは強アルカリの為、反応時は素手では触れないようにしましょう。
GRASSELLO ~グラッセロ~
フレスコ画で使用される石灰の製造過程を紹介。
水を溜めた容器に生石灰 [Quick lime]を入れ、長期間貯蔵しておいたものである。石灰の結晶化が進み硬く粘り気のある石灰ができる。
イタリアではグラッセロ [GRASSELO] と呼ばれておりフレスコ画で使用するとカルサイト結晶が多く析出し色合いが鮮やかになる。
※生石灰と水との反応は高温と強アルカリ性(ph11~13)により動画のように素手では扱わないようにしましょう。皮膚がぼろぼろになります
to top
造形など制作工程
to top
おすすめ動画
to top